正しいパドリングの漕ぎ方とは？
サーフィンを始めてからパドリングに悩む方は多いと思います。
サーフィンにおいてパドリングとは、陸上でいうところの”歩く、走る”という行為と同じものです。
移動がスムーズに行えないと、波を取るどころか、自分の命を危険にさらすことににもなりますね。
とにかくパドリングはスムーズに進めるに越したことはありません。
正確なストロークとは？
パドリングの正確なストロークとは、大きい筋肉を効率よく使ったストロークとなります。
肩を中心に円を描くように回すことです。
手のひらを水平方向へ漕いでしまう方が多いのですが、マラソンの時の腕の振りのように、肩を支点に振り子運動のような動きをすると正確に漕ぐことが出来ますし、疲れづらいという利点もあります。
振り子運動のように漕ぐのですが、特に方から後ろの後半に力を入れて、手のひらから腕も水の中に入れてしっかりと漕ぎましょう！
肩の動きは？
漕ぐ際に方の動きも重要です。
パドリング時に肩を動かしてしまう方が居るのですが、肩は出来るだけ動かさないようにしたいですね。
特に水泳をやっている方などは、ローリングという方が上下に動いてしまう事が多くみられます。
方は水平に保って後ろに長くストロークしましょう。
その際に方の水平方向へ動くのは正しい動きです。
真正面から見た時に方が上下しないように動かして腕を回しましょう。
テイクオフ時のパドリングの漕ぎ方は？
パドリングはテイクオフ時にもほぼ同じ漕ぎ方となります。
サーフボードの構造上、ノーズが少し上がって、テールが水の中に下がった状態が一番ボードの抵抗が少なくなります。
ボードの抵抗が少ないのもメリットなのですが、ボードの向きが上向きだと、肩から後ろのストロークがしやすく、体の大きい筋肉を効率よく使えます。
腕を水面に入れた部分から徐々に深い部分を漕いで行くイメージです。
腕全体の抵抗も使いながら、出来るだけ多くの水をつかんで後ろまで漕ぎきってください。
そのさいに、体が前に出るように漕ぐことが重要です。
テイクオフは水平に漕ぐ
テイクオフ時に漕ぐ方向は水平方向です。
よく、下を向いてしまって、波のボトム方向へ行こうとしている方が多いのですが、この際にも波に対してではなく、地球に対して水平方向へ加速させてください。
波は水平方向へ押し出してくれるので、押し出してくれる方向へと漕ぐことが重要となります。
コチラの動画を見ていただければ漕いで行く方向が分かりやすいと思います。
ボトムを見ずに、水平方向へ素早く加速させてテイクオフしてください。
