波を見る目を養う練習
波を見ることができないとサーフィン上達は遅れます。
どうしてもサーフィンのテクニックに走りがちですが、上級者の方は波を見る目があるから上達するんです。
波を見る目というのは、相手を知ることなんです。
波というのは毎日毎回違う顔をしています。
その波を毎回同じように見ていてはなかなか乗る波を捉えることは出来ません。
そこで波を見る目を養うトレーニングをしてみまししょう。
波を見る目を養うトレーニング
トレーニングというと厳しい練習のようですが、いたって簡単誰でも出来ます。
海に入る時と海から上がったた時に行います。
まずは海に入る前ですが、準備体操などをしている時についでに行うことも出来ますし、準備体操が終わったあとに10分くらい時間を取って見る事も出来ます。
単純に海を時間かけて見ることなのですが、ただ漠然と見ているだけではなく、沖から来る波を自分が追いかける想定で見ることが重要です。
まずは沖から波が来たなと思ったら、その波に乗れるだろうサーファーを今海に入っている誰かに決めます。
そのサーファーの動きを波に合わせて追います。
波が近づいきたらそのサーファーが乗ることが出来るのか?あるいは、違うサーファーのポジションだったのか?
思ったよりも右か左か、思ったよりも沖か手前かを見ていきます。
要するに波が思ったよりも右や左にシフトする。思ったよりもブレイクが早いか遅いかを見るのです。
こうすることによって、自分が波待ち状態から狙った波が来た時に、今のポジションからどちらに向かって波が来るのかを予測することが出来ます。
海から上がってからのトレーニングは、入る時と同じですが、今まさに自分が海に入っていたので、波を見る目が合っていたのかを確認することが出来ます。
意外と海に入る前には見ている方が多いと思いますが、上がってから反省する方は少ないと思います。
海から上がったらそのまま車目指して歩いて行ってしまう。そんな方が多いです。
海から上がってからの10分間、もう一度波を見て今日の練習を振り返ることが上達のコツですよ。